最新解決実績 | 交通事故・慰謝料増額の弁護士相談なら|弁護士による交通事故SOS - Part 53

交通事故被害者のために弁護士が慰謝料を増額

治療費打ち切りについて

2005年10月26日

交通事故の相談を受けていて、被害者が迷うことの一つに、保険会社による治療費打ち切りの問題があります。

交通事故により、傷害を負って、治療を継続しているにもかかわらず、途中で保険会社から「今月で治療費の支払をやめますので、治療を打ち切ってください。」という趣旨の発言がなされるのです。

保険会社は、治療費を支払う際には、被害者から医療照会の同意書を取り、病院に対して医療照会をし、かつ診療報酬明細書や診断書を徴求します。

それを保険会社の顧問医に見てもらったりしながら、相当な治療かどうかを判断します。

その結果、すでに治癒ないし症状固定と判断したときは治療費打ち切りを通告してきます。

しかし、これは保険会社が勝手に判断して打ち切っているだけのことです。

医師は、医師法第20条により、自ら診察しないで治療をしたり、診断書を交付したりしてはいけないことになっています。
保険会社の顧問医は、治癒ないし症状固定と診断する何らの権利も有していないし、被害者に治療をやめさせる何の権限も持っていません。

被害者としては、主治医とよく相談して、治療効果が上がっている限りは治療を継続すべきです。
ただし、保険会社からの治療費支払いがなくなりますので、以後は、治療費を立て替えて支払わなければなりません。
支払った治療費は、後で示談ないし訴訟において精算されることになります。

被害者としては、賠償よりも、まずは傷害が治癒することが第一です。

治療に専念しましょう。

脳外傷リハビリテーションセミナー

2005年10月18日

交通事故で脳外傷が生じ、その結果後遺症が残ってしまうケースがあります。近時問題になっている「高次脳機能障害」などがそうですが、
このような脳外傷による後遺症に関する「脳外傷リハビリテーションセミナー」が10月23日午前10時半より、
名古屋市瑞穂区弥富町の市総合リハビリテーションセンターで開かれるそうです。参加費は無料とのことです。

ニュース(衆議院議員)

2005年10月09日

交通事故のニュースです。10月7日午後5時40分ころ、国会議事堂裏の交差点で、衆議院議員の平口洋氏が、
青信号で横断歩道を渡る際、交差点を右折してきた車にはねられる交通事故に遭ったそうです。平口氏は、この交通事故で右足を骨折し、
入院したそうです。

足の骨折の場合、骨が癒合し、移動ができるようになるまでは退院はできないでしょうが、
この大切な時期に仕事ができないのは辛いことでしょう。

歩行者も右折車も青信号の場合の過失割合は、0対10です。ただし、直前横断等の場合には修正される場合があります。

交通安全運動期間死者数最少

2005年10月04日

 

1971年以降、秋の全国交通安全運動は、9月に設定していますが、今年の期間中(9月21日-30日)
の交通事故死者数は205人で、過去で最も少なかったそうです。良いことです。しかし、それでも10日間で、
205人もの交通事故死亡事故が起きているというのは、大変なことです。

頭の骨を折り約1ヶ月の重症(交通事故)

2005年09月28日

交通事故のニュースからです。9月24日午後8時ごろに、浦安市の市道で、男性(22)のバイクが、男性(64)
のタクシーに追突する交通事故があり、バイクの男性は頭の骨を折り約1カ月の重傷だそうです。

交通事故で頭の骨を折ったら、通常1ヶ月では完治しません。1年以上かかるのもまれではありません。しかし、当初診断書では、
1ヶ月と書かれます。1ヶ月後に、更に「今後1ヶ月の治療を要する見込み。」と書かれたりします。頸椎捻挫や腰椎捻挫では、
治療に6ヶ月かかったものであっても、当初は1週間から2週間と書かれます。したがって、ニュースなどで、全治〇〇の怪我と言う場合も、
そのとおり受け取らないことです。

箱根で3人死傷交通事故(センターラインオーバー)

2005年09月23日

2005年9月18日午前7時10分ごろ、有料道路の「箱根ターンパイク」で交通事故がありました。

東京都在住の男性(36)の乗用車がセンターラインをオーバーし、対向車と正面衝突し、対向車が炎上、
運転席と助手席にいた男性2人が死亡したという交通事故が発生したそうです。運転していた男性は全身を強く打って重体。

ニュースによると、ブレーキ痕から運転の男性がスピードを出しすぎて起きた交通事故だと書いてあります。

道路交通法により、車両は、道路の左側部分を走行しなければなりません。車両を運転する者は、
対向車がセンターラインをオーバーして走行してくることまで予測して運転することまで期待されていません。したがって、
センターラインオーバーによる交通事故の過失割合は、10対0が基本です。センターラインがなかったり、幅員が狭いような場合には、
別途考慮されることになります。

この交通事故によりお亡くなりになったお2人のご冥福をお祈り申し上げます。

死亡事故

2005年09月01日

慰謝料は、交通事故の被害者が被った様々な損害のうち、精神的損害に対する賠償のことです。交通事故による損害賠償イコール慰謝料ではありません。

死亡事故の場合も同様です。慰謝料の他、逸失利益や葬儀費用その他の賠償があります。

このうち、慰謝料については、だいたいの金額の相場があります。

交通事故により死亡した者の家庭における立場により、次のように分類されています(赤い本2005による)。

一家の支柱 2,800万円
母親、配偶者 2,400万円
その他(独身者、子供、幼児等) 2,000万円†2,200万円

この金額に、死ななかったら将来得られたであろう収入の概念である逸失利益が加算されることになります。

子供や幼児が亡くなったときの両親の悲しみは、一般的に他の場合よりも精神的苦痛の程度は大きいような気がします。判例の集積により是正されることを期待します。

自賠責と複数人被害

2005年09月01日

22日午前4時15分ごろ、宮城県多賀城市の国道で、横断歩道を渡っていた仙台育英学園高校の生徒の列に乗用車が突っ込み、生徒の3人が死亡し、20人が重軽傷を負ったそうです。

高校生といえば、これから社会に出て活躍しようという人達です。ご両親の無念も大変なことだと思います。

加害者は刑事手続きにより処罰されることになりますが、お亡くなりになったお子さんは戻ってはきません。そこで、法律では、民事損害賠償制度を設けています。

しかし、莫大な損害賠償になるため、通常加害者の資力では支払うことは不可能です。そこで保険制度が存在します。自賠責保険は、必ず加入しなければならない強制保険、自賠責保険でカバーしきれない損害賠償を填補するのが任意保険です。

加害者が任意保険に加入していることを願うばかりですが、仮に加入していないときは自賠責保険で損害を賄わなければなりません。ところで、自賠責保険の支払限度額は、死亡の場合で3,000万円です(治療費等除く)。

では、死亡者が3人の場合には、3分の1になってしまうのでしょうか。

この点は、被害者の保護が考えられており、1人につき、3,000万円の限度が設けられています。

逆に、加害車両が複数台の場合(2台以上の自動車の過失により事故が生じた場合)には、自賠責保険に加入している自動車の台数分だけ支払限度額がありますので、その分被害者に有利に働きます。

鈴鹿レース死亡事故

2005年09月01日

鈴鹿サーキットで、平成17年6月12日に、オートバイレース中に、レースに参加していた24歳の男性が、コンクリート製フェンスに激突して死亡したそうです。

男性が、任意保険に加入していたとしても、あらかじめサーキット場で運転することを保険会社に通知し、承認されていない限り、保険金がおりないという判例があります(平成14年4月18日東京地裁判決)。

危険が著増するときは、あらかじめ保険会社に通知し、承認の請求をしなければならない約款になっていたところ、道路交通法や速度制限のないサーキット場での運転は、危険が著増するときにあたると判断したものです。

そうすると、後は、男性の走行を妨害した他の参加者がいればその参加者に、なければサーキット場に損害賠償を請求しなければなりません。

この場合、施設利用契約に基づく安全配慮義務、工作物責任等が問題となります。名古屋地裁は、平成13年12月26日判決で、鈴鹿サーキット国際レーシングコースで起きた死亡事故について、サーキット場の損害賠償責任を否定しています。

上記判決が全ての事例に当てはまるわけではなく、事案毎の判断になりますが、今回はどうでしょうか。

サーキット場での走行は、それ自体危険な行為です。参加される方は、ご家族等のこともお考えの上、安全に走行されるよう祈ります。

チャイルドシート不使用は死傷率が高い。

2005年09月01日

警察庁と社団法人日本自動車連盟(JAF)がまとめたチャイルドシート使用状況 <http://www.npa.go.jp/koutsuu/kikaku48/child.pdf>によると、

チャイルドシートの使用率は49.1%

チャイルドシート不使用の場合、致死率は使用の場合の約4.1倍

死亡重傷率は使用の場合の約2.2倍

だそうです。

交通事故損害賠償事件を多数扱っていると、つくづく思いますが、交通事故は、予想して起こるものではありません。まさか事故になど遭わないだろうと思っているところに突然起こります。

大切なお子様を悲惨な目にあわせないため、必ずチャイルドシートをするようにしましょう。

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