【後遺障害】併合9級で約2.6倍に増額
47歳女性が、見通しの悪い交差点を自転車で直進したところ、右側から直進してきた自動車に衝突された交通事故です。
怪我は、骨折等で、関節機能障害などの後遺症が残り、自賠責後遺障害等級10級10号、12級7号、12級14号の併合9級が認定されました。
保険会社は、被害者に対し、示談金として、349万4124円を提示しました。
後遺障害等級9級にもかかわらず、金額が低いのは、被害者の過失が大きいためです。
被害者は、金額の妥当性について、みらい総合法律事務所の弁護士に相談したところ、増額は可能だろう、との意見があったので、示談交渉を依頼しました。
弁護士と保険会社との交渉でも、保険会社側は、被害者の過失を指摘して譲歩しなかったため、提訴。
最終的には、923万8426円で解決しました。保険会社提示額の約2.6倍に増額したことになります。
お大事に。